■フィン・ユール Finn
Juhl
(1912-)デンマーク ニューヨーク美術館をはじめ、各国の美術館に多くの作品が収蔵されているフィン・ユール。デンマークを代表する家具デザイナーとしての面が際立っていますが、もともとは建築家。王立美術学校建築科を卒業後、1930〜1940年代は空港デザインやホテルの建築、インテリアデザインなどを多く手掛け、使用したい家具が市場になかったことから家具作りに興味を持ち、独学でデザインを勉強。名匠ニールス・ヴォッダーとの出会いが転機となり家具デザイナーとしての地位を確立します。“家具の芸術家”といわれ、彫刻的な造形美には定評があります。
■主な作品
・FJ-53
Easy Chair |